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にわかに

 投稿者:アン・シャーリー  投稿日:2009年 6月 5日(金)07時32分20秒
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  それは、にわかにクローズアップされた事ではありませんでした。賀川豊彦さんの自伝的小説「死線をこえて」がPHPより再出版され、以前に国広富幸さん、黒木瞳さん出演で映画化されたものが再上映され、各地で賀川の再評価の講演が盛んとなり、今日の読売新聞でも賀川豊彦を取り上げています。
ガンジー、キング牧師、シュバイツァーと並ぶ日本ではあまりに評価の低かった賀川豊彦さんですが、雑誌レムナントでも再三記事の中で取り上げていて、再評価の気運がにわかに突然訪れた訳ではないのです。
芸者が産んだ私生児として生まれ育てられた賀川豊彦、結核を患い余命数ヶ月ならばとキリスト教の洗礼を受けて神戸の貧民窟に飛び込んでいく君、財産を惜しげもなく使い、祈りと汗と涙で真摯に貧者救済を実践する君、やくざ者でさえ彼の実直な生き様に、刀を振り回していたその場で土下座して謝り号泣し、やがて彼の植えた小さな若い芽は生協運動に発展していく。
彼が講演会を催す会場には、改心した元やくざ者や芸者たちが集まって熱気ムンムンで当時の新聞にも「会場内は涙涙の感動の雨にむせび泣く男女でいっぱい」だったそうです。
弱者の為に栄えを捨てて地上に降誕された主イエスと重なる賀川豊彦。ハレルヤ
 
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